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2009年8月

体調管理はまず潜在意識管理から

今年の東北は梅雨明け宣言がなされないまま立秋を迎えてしまいましたが、先週末あたりからとても天気がよく、やっと「夏!」という雰囲気を味わうことができました。

だからというわけではありませんが、体が急に重だるくなり、頭の中はそのだるさに抵抗することだけでいっぱいになってしまいました。

幸いにも次の日が休日だったので、たくさん寝て体力の回復を図りました。
しかしなかなかだるさが抜けず、風邪の症状が表れました。
さらに肩胛骨のあたりに湿疹まで出てきました。

いつもなら自然にそれらが消えていくのを待つところですが、体調管理も仕事の一部であり、また人生を楽しく生きるための大切な要素です。

病院にいくほどのことではないと判断したので、ここはひとつ、この休みの間に回復してしまおうと思いました。

まず、潜在意識の中から体調を崩すようなものを払い落とすイメージを行いました。
このとき重要なのは、「恐れない」ということです。
その症状がイヤだから遠ざけようとするのではありません。

お風呂に入ったとき、体を洗ってその日の汗や汚れを落とすのに、「本当に汚れが落ちるだろうか?」「汗をかいてしまった…どうしよう…」  「汚れるのは辛い!イヤだ!」と思いながら洗いますか?
汗や汚れを感情的に敵視するでしょうか?

しませんよね。
あまり何も考えずに洗っているはずです。

そのくらいの軽さで、ごく当たり前のようにイメージすれば、潜在意識はそれを受け取ってくれます。

潜在意識が変われば、いつもの習慣のうち、セルフイメージに合わないことはやらなくなっていきますし、いまだセルフイメージに到達していないところは自然とそれを埋めるように行動できるようになります。

とはいっても、心と体はリンクしているので、現実的に何かをしたわけではありませんが、実はこの時点で風邪の症状はほとんど消えていました。

湿疹については里芋パスター(里芋、生姜、小麦粉などで作った湿布を患部に貼る自然療法)を使ったことで、みるみるうちによくなっていきました。

里芋パスターの実践については、自己流で行わない方がよいという話も聞いたことがあるので、ここで紹介することはしませんが、毎日行うのは(少なくとも私にとっては)なかなか面倒なものです。

しかし潜在意識が変わると、「これはできない」「面倒だからやりたくない」という心理的な壁を乗り越え、当たり前にできるようになるから不思議なものです。

ということで、風邪の症状などを引きずることもなく、1~2日で無事回復することができました。
もし症状にとらわれて気持ちがマイナスに傾いていたら、今ごろまだ鼻水をたらしながらメルマガを書いていたことでしょう。

「病は気から」といいますが、表面的に頑張るということではなく、もっと深いところの気持ち、潜在意識のあり方が身体に影響し、行動も左右するのだということを改めて感じた出来事でした。

セルフイメージを健康に保ちましょう。
「病気」にかかることはあっても、「病人」になる必要はないのです。

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ヴィジョンが不可能を可能にする

エリック・ヴァイエンマイヤーというアメリカ人登山家がいます。
彼は徐々に視力が落ちていく網膜分離という病気になり、15才で失明してしまったにもかかわらず、世界最高峰のエベレスト登頂に成功したという驚くべき偉業の持ち主です。

彼は視力を失ったとき、ショックで家から出ないようになりました。
エリックの母は、彼に外出するようにと杖を渡しますが、エリックはその杖を折ってしまいます。

それでも母は何度も何度も杖を用意しました。
そして、ことあるごとにエリックに厳しく接するようになったのです。
きょうだいには優しいのに自分には厳しい態度をとる母に、エリックは憎しみのような心さえ持つようになっていきました。

 

あるとき、家に荷物が届きました。
受け取りのサインをして、ペン立てにペンを戻したエリックに、配達人が不思議そうに訊ねたのです。

 

「君は確か目が見えないんだよね?なぜサインができるんだい?」

 

それはエリックにとっては当たり前のことで、これまで気にしたこともありませんでした。
そういえば、なぜ自分は玄関にあるペンをとり、サインできたのだろう…

そこでエリックははじめて母親の心に気づきます。
全ては自分のためだったのだと。
母は、エリックに運命に負けない強い心を持って欲しいと願い、生活に必要なことが自分でできるように、厳しくもしっかりと教えていたのでした。

 

外出するようになったエリックは、「目が見える人でも難しいことを、目の見えない自分がやる。それがママへの恩返しだ」と思うようになります。

その手段として選んだのがロッククライミング。
トレーニングを積み、その世界では有名になってきた頃、母親の急死を機に、エベレスト登頂を決意します。
エベレストの模型をつくって、地形やルートを手の感触で覚え、チームも組みました。

そしていよいよチャレンジ開始。
高山病にかかり、チームのメンバーからも「盲目なのに登山なんて無理だ」と陰口をたたかれながら、人生は自分で作るものだという母の言葉を胸に、難所も全てクリアして見事登頂に成功したのでした。

彼は言います。
「視力(SIGHT)を失くしたからといって、展望(ヴィジョン)を失うわけではない」


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「目が見える人でも難しいことを、目の見えない自分がやる」
まさにその言葉どおりで、すごいの一言に尽きます。

当然ながら、エベレスト登頂へのチャレンジは、ただ長い坂道を歩いていけばいいというものではありません。
落ちたら助からないと思われるような深いクレバス(裂け目)を渡ったり、氷の壁を登ったりと、相応の技術と勇気が求められます。

それを手の感覚で覚える集中力、そして実際に吹雪が吹き荒れ、高度の影響で体調も変化するであろうエベレストで進み続ける意志・モチベーション…

エリックは生まれつき身体が丈夫で、集中力もバツグン、要領もいいという人物だったわけではないのです。
もし視力を失うという出来事がなければ、エベレスト登頂などという目標自体思いつかなかったかもしれません。

なぜできたのか。

「やろう」と強く思ったからです。
やればできるんだという経験を積み重ね、目標を明確に心に刻み続けたから成功したのでしょう。

「視力(SIGHT)を失くしたからといって、展望(ヴィジョン)を失うわけではない」

条件ではない、ヴィジョンが大切なのだ。
エリックはそう教えてくれているのです。

あなたの中にも、不可能を可能にするような力があります。
あなたが望むなら、今からそれを呼び覚ますことができます。

ヴィジョンを持ちましょう。
何を望んでいるか、明確にするのです。

そして潜在意識を活性化させましょう。
やろうと強く思えば、必ず人生は前に進むものなのですから。

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