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いま、幸せを感じられますか?

大切なものは失ってはじめて気付く、ということがあります。
私たちは、とても大切なものを手に入れていながら、あまりにも当たり前すぎて、それに気付いていないだけなのかもしれません。

いまある幸せを実感できなければ、欲しいものを手に入れたとしても、今度はそれが当たり前になってすぐに感動が薄れてしまいます。

幸せとは、そのような一過性のものなのでしょうか?
どうすれば、喜びの多い人生になるのでしょう?

 
 

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 【今週のレシピ】いま、幸せを感じられますか?
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 日野原重明さんという方をご存じでしょうか。
 97歳を超えてなおいきいきと活躍している現役の医師です。

 その日野原さんの言葉。
「人はえてして自分の不幸には過敏なものです。
 誰しも幸福を望みますが、それを実感することに
 おいてはきわめて鈍感です。」

 この言葉が意味するところはとても重要です。
 我々の感性は、いつ、どんなことに対しても
 ニュートラルな動きをするものではありません。

 不幸を感じる感性はとても細かく、些細なことでも
 気分が落ちてしまいやすいのですが、
 幸福を感じる感性はとても大雑把で、
 少々のことでは喜べなくなってしまっているものです。
 こうなると、生活は不満でいっぱいになってしまいます。

 人間関係でいえば、自分の受けたイヤなことには
 とても敏感に反応するけれども、自分が他人にしていることには
 驚くほど関心がない、というケースがあります。

 誰しもそういう傾向は少なからずあるものだと思いますが、
 問題は自分でそれに気付いていないときです。
 他人からされたことも自分がしたことも
 同じように評価しているつもりになると、
 感謝より不満ばかりが目につくようになります。
 すると自分のことは棚に上げて他人を責めるような態度になり、
 人間関係は楽しくないものになってしまいます。

 お金の場合は、同じ1万円でも支払うときは手痛い出費に、
 入ってくるときには物足りなく感じるようになります。
 お金が入ってきても出ていっても苦しいのです。

 必需品であれ遊びであれ自己投資であれ、
 生活していく上でお金は欠かせませんから、
 何をしてもお金が気にかかって楽しめません。


 幸福になるために何かをしようとするのは前向きでよいことですが、
 それと同時に、感性をコントロールすることも学ばなければいけません。

 不幸には敏感、幸福には鈍感な感性のまま、何かを
 達成することによって幸福を感じようとするのは難しいでしょう。

 まず、多少のことでは喜べないので目標自体が大きくなります。
 内容にもよりますが、一般的には達成するまでにかかる時間や労力も多くなります。

 しかし、「ここまで進んだ!」という達成プロセスを喜べず、
 ちょっとしたことが気にかかって気持ちが後ろ向きになってしまえば、
 途中でモチベーションがもたなくなってしまう可能性は非常に大きくなります。

 極めつけは、苦労してやっと手には入れたものの、
 思ったほどの幸福感を感じない…という羽目になります。

 そして、放っておけばその感性の傾向は進行していきます。
 不幸はますます感じやすく、幸福はますます感じにくくなるのです。
 簡単に言えば、いいことがなくなって、
 辛いこと、イヤなことばかりの人生になっていくということです。

 幸福は目標を達成したときにも得られますが、
 感性をコントロールすることによって、
 幸福を感じることが多くなり、その喜びも大きくなります。
 よくいわれるように、「幸福は感じるもの」なのです。

 幸福を感じる感性を高めたなら、
 人間関係では感謝の念が湧き上がるようになるでしょう。
 お金も、入ってくるときはもちろん、出ていくときも感謝になります
(自分を満たすための何かに使ったのだから)。
 病気でもしないとありがたみが分からない健康面でも、
 普段活動できていることに対する感謝が湧いてきます。

 幸いなことに、感性はトレーニングすることができます。
 あなたが幸福である理由を数えてみてください。
 それがあるおかげで今の生活がある、精神的に成長した、
 何ものにも代え難い経験ができた…など、
 日常生活の出来事を幸福の理由として再認識するのです。

 最初は感情が伴わなくても構いません。
 それがとてもラッキーなことだったのだと認識するだけでOKです。
 いずれあなたは、起こることにポジティブな意味を見いだし、
 感謝が湧いてくる感性を身につけているでしょう。

 ※幸福である理由を考えても、理屈では分かっても
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私たちは自分の見たいように現実を見ています。
もし楽しいことが少なくて、イヤなことが多いと感じるなら、自分がそう見ているのだということです。

物事の捉え方はニュートラルではなく、フィルターがかかっています。

 「幸福とは○○ということだ」
 「幸福になるには△△が必要だ」
 「幸福は…」

このようなフィルター(=思いこみ)が多いほど、幸福を感じるのは難しくなります。

 「これは幸福ではない」
 「これも幸福とは呼べない」

ということばかりが増えていくのですから。

幾重ものフィルターをクリアできるものなら、手に入れたときの達成感はとても素晴らしいものだと思います。
それも一つの幸せであることは間違いありません。

ただ、フィルターを一つ外すごとに、幸せに感じられることが増えることも覚えておきましょう。
幸せの条件は、少なければ少ないほどいいのです。

あなたが持っている「幸福の条件」や、「~するべき」というような人間関係・お金・健康に関する考えをリストアップしてみてください。

そしてそれをトラウマ解消テクニックで手放してしまいましょう。
「今日もいい日だったなぁ」と一日を終えることができるような、感謝の多い人生になっていきますよ。

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